事故例

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自動車

質問

AさんがBさんの自動車の後部座席に乗車していたとき、信号停車時にドアを開けて、降車しようとした。その際、後方からきた原付がドアにぶつかり、原付が転倒し、怪我をした。
原付の運転手には、Bさんの車に付保されていた自動車保険より対人賠償、対物賠償は既に完了している。Bさんの保険には、車両保険の付保がないために、車両修理代の14万円の支払が滞っている。Aさんに対して、Bさん(車の所有者)から、車の修理代14万円の請求がきている。
全額支払いしなければならないのでしょうか。

回答

「車の修理代に関して」

Aさんに60〜70%の過失(責任)が妥当であると考えられるそうです。
Aさんが自らロックを解除し扉を開けたときより、BさんがAさんの降りることを確認し、ロックをはずした場合、Aさんの過失が少なくなります。

ちなみに、運転手であるBさんの過失根拠は以下の条文になります。

道路交通法第71条
車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
四の三  安全を確認しないで、ドアを開き、又は車両等から降りないようにし、及びその車両等に乗車している他の者がこれらの行為により交通の危険を生じさせないようにするため必要な措置を講ずること。

「原付の運転手(第3者)に対する賠償について」

ちなみに、原付の運転手に対する賠償に関しては、運転している方(この場合、Bさん)が責任を負うことになっています(基本過失90:10)。

知人の車の搭乗中のトラブルは解決の仕方によって、今後の友人関係にも大きな影響を残す場合上がりますので、可能な限りトラブルにならないように、お互い気をつけましょう。