事故例

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自動車

質問

「押しボタン式点滅信号」の交差点で、押しボタンを押さずにわたり始めた歩行者に衝突し、死亡事故を引き起こしました。
点滅信号で交通整理が行われていた(歩行者の横断に対して規制がある)と考えていますが、どうでしょうか。

事故状況図はこちら

回答

点滅信号は、押しボタンを押すことによって、点滅信号は消えて、通常の信号が作動し始めます。押しボタン式信号機があるからといって、直ちに本件事故現場が信号機により交通整理の行われている交差点とはいえません。
「すすめ」、「注意」、「止まれ」などの表示が作動して、交通規制の行われている交差点となります。
したがって、本件事故現場は、交通整理の行われていない交差点(信号機による規制のない交差点)として、事故の過失割合や交通違反の有無等が判断されます。

<参照>    昭50・4・21 大津地裁 / 道交法第36条1項、2項及び3項

『歩行者からの視点』
「ボタンを押しても信号が変わるまでに時間がかかる」または、「自分1人のために多くの車を止めるのは車を運転する人に申し訳ない」などの理由でボタンを押さず、歩行者用信号が赤にも関わらず渡る歩行者がいますが、大変危険です。必ずボタンを押して、信号が青に変わってから渡りましょう。