事故例

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賠償

賠償責任保険 事故事例
事故状況
ホテルのフロントのクロークにてお客様のコートを預かったところ返却の際に紛失してしまったことが発覚した。
保険金支払額
54,000円(時価額)

上記事故では、旅館賠償責任保険のうち受託物に対する賠償責任を補償するための特約にて対応いたします。

今回の事故でポイントとなるのは、そのコートをホテルが管理する責任があったかというところにあります。 フロントクロークであれば、お客様から直接コートを預かり返却するまでの間、管理責任が発生します。 しかし、イベントホールなど誰もが出入りするような場所に、お客様が自らコートをかけていた際に紛失した場合は、ホテル内といえども、ホテル側に管理責任はありませんので、この賠償保険の特約での対応は難しくなります。

この賠償保険の特約では、上記事故以外でもお客様よりお預かりした時計や貴金属や(クリーニングのためなどで)お預かりした衣類を紛失、汚損させてしまった場合でも補償の対象となります。

損害賠償する際の注意点ですが、加害者(ホテル)は、被害者(お客様)に対して、損害物の再取得するための価格ではなく、時価額(購入金額から経過年数などに応じた消耗分を差し引いた額)のみ賠償責任があるということです。

そのため、お客様から損害品の再取得時の金額を賠償してほしいといわれても、賠償義務もございませんし、この保険から支払われる保険金で全額をお支払いすることが出来ない可能性がありますので注意が必要です。